~外国人材が働く現場のリアルな声を聞いて、外国人材採用に関する不安を解消~
去る2024年1月31日(水)、フィリピン人材の育成・紹介・定着化を仕組化して展開するICHIGOICHIE CONSULTING, INC.(本社:フィリピン、代表取締役:三浦一生)と日本での生活・教育・就職情報ポータルサイト「WA.SA.Bi.」を運営する森興産株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役 森隼人)は、外国人材採用の不安や疑問を解決する「外国人介護職員 活躍現場見学会」を開催いたしました。
当日は、感染症対策のため人数を限定しての開催ながら、見学会会場の施設職員様のご協力のもと、活発な情報交換が行われる充実した場となりました。
≪本レポートの最後にある『第2回 外国人介護職員 活躍現場見学会』(4/26開催)
のご案内もぜひご覧ください≫
昨今、人手不足が深刻化する介護現場では、外国人介護人材の採用が非常に注目されています。しかしながら、実際に外国人介護人材採用の検討を進めると、言葉や文化の違い、受入体制構築の難しさ、受入れたものの定着しない・・・など、多くのハードルを感じて、なかなか採用を実際に進めにくいという声も聞かれます。
そこで今回の見学会は、外国人介護人材の採用・活用を積極的にすすめ、ベトナム人留学生やフィリピン人特定技能人材が複数名活躍している「社会福祉法人ジー・ケー社会貢献会グルメ杵屋社会貢献の家」(所在地:大阪府大阪市住之江区)を会場とし、外国人介護職員が実際に働く現場の雰囲気を肌で感じ、また現場の声を直接聞くことで、採用に至るまでの不安・疑問を解消することを目的として開催いたしました。
「社会福祉法人ジー・ケー社会貢献会」では、人手不足解消のために生産性向上、テクノロジー活用、DX推進と過去に進めてきた背景があるものの、抜本的な人手不足解消には至らず、外国人材の活用に舵を切った背景があります。その結果として、人手不足解消だけなく、一緒に働く日本人スタッフへの好影響による業務改善機会の創出、外国人材受入れ準備を通して、組織内のリソースや就労環境見直しの機会など、さまざまな改善につながった実績があります。
【見学会レポート】
当日は感染症対策のため、参加者は見学会開始前に健康チェックを行い、感染予防対策をしっかりと行ったうえで、「社会福祉法人ジー・ケー社会貢献会」 の田中理事を中心として、以下プログラムで見学会を進めました。
見学会プログラム:
1. 外国人材受入れ状況の説明
田中理事より、見学会をする施設(実際に外国人材が働く現場)のご説明、また「社会福祉法人ジー・ケー社会貢献会」での実際の外国人材受入れ状況、外国人材を採用するに至った経緯、採用活動でどのようなルートで採用しているかなどをご説明頂きました。参加者は熱心に説明を聞きながら、自分達が感じている疑問点や不安を田中理事に投げかけていました。
2. 外国人介護職員が働いている介護現場の見学
今回は、ベトナム人留学生アルバイト(Cさん)と、フィリピン人EPA介護福祉士(Aさん)それぞれが働くフロアを見学させて頂きました。両フロアとも昼食後ということもあり、入居者様がお茶をしながら過ごしているところでした。入居者様に声掛けをするお二人の姿、先輩や上司である日本人職員の方と阿吽の呼吸で業務を熱心にこなす様子がとても印象的でした。
学生であるCさんは、学業と両立しながら本施設でアルバイトをし、本年度は介護福祉士試験を受験されたそうです。試験勉強で分からないことがある時には、日本人職員や介護福祉士を取得しているフィリピン人職員に助けてもらいながら、一緒に試験対策に取り組んだとお話されていました。
見学者からの「一緒に仕事をしていて、コミュニケーションの問題などはないか?」という質問に、同じフロアで一緒に働く日本人職員の方は、「仕事で分からないことがあると、すぐに相談、質問をしてくれるので、一緒に働いていて特に支障を感じない。」と話されていました。
3. 外国人介護職員および職場の上司・同僚の方との座談会
各フロアでの見学を終えた後、フィリピン人EPA介護福祉士のAさんと上司の方を交えての座談会を行いました。AさんはEPAとして来日して5年、すでに介護福祉士試験に合格され、今後在留資格を「介護」に切り替える予定です。見学者からAさんに、「介護福祉試験の勉強をしていて難しかったところは何でしたか?」と質問があり、「日本語の理解も難しかったですが、特に日本の社会保障の仕組みなどルールを覚えるのが難しかった」と回答されていました。
また、Aさんはフィリピンの介護士資格(NCⅡ Caregiver)を保有しており、「夜勤時の緊急対応がとても手際よく対応され心強かった。」と、上司の方が印象的なエピソードとしてお話くださいました。
4. 見学会参加者 質疑応答&ジー・ケー様との情報交換会
今回の見学者は、主に大阪市内からの参加でしたが、普段はほとんど介護事業者同士で外国人材の採用についての情報交換の場がないとのことで、それぞれの経験談やそこから困ったこと、外国人材を雇用することで感じた職場の変化など、活発な情報交換が行われていました。
【参加者の声】
過去に外国人材の受入れ経験はありましたが、今後フィリピン人材の雇用を検討したく参加しました。目標を持って熱心に働く外国人職員の皆さんと直接お話ができたことが非常に良かったです。「人手不足解消」のために外国人を採用・・・と考えてしまいがちですが、ジー・ケー様の日本人職員と外国人職員の方が対等に信頼しあって働く姿がとても印象的でした。普段、同業他社の施設様をこのように見学できる機会はなかなかないので、貴重な時間となりました。
話は尽きることなく、あっという間に見学会終了の時間を迎え、盛会のうちに見学会を終えました。
今回、大変好評を頂きました『外国人介護職員 活躍現場見学会』は、今後も全国で見学会場を増やし、定期的に開催予定です。
\\ 第2回見学会開催のご案内 //
社会福祉法人ジー・ケー社会貢献会グルメ杵屋社会貢献の家にて、第2回見学会の開催決定!
■ 日時:2024年4月26日(金)13:00~14:30
■ 場所:社会福祉法人ジー・ケー社会貢献会グルメ杵屋社会貢献の家
(大阪府大阪市住之江区浜口東2-5-14)
■ 対象:外国人介護人材の採用を検討されている介護事業者様
■ 募集数:3事業者(先着)
■ 応募方法:下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/htsQPTXXBZhDS1zb6
まずはお問合せだけでも大歓迎ですので、お気軽にお問合せください。
【森興産xイチゴイチエ 人材ご紹介取組み図】
【会社概要】
森興産株式会社
所在地:大阪府大阪市中央区南船場1−4−11
代表取締役:森 隼人
設立:1987年4月28日
事業内容:
・多言語情報メディア「WA.SA.Bi.(わさび)」運営
https://www.iiwasabi.com
登録者:113カ国の国・地域、16,000人以上(2024年03月4日現在)
・外国人財キャリア支援・教育研修事業
・外国人財採用・定着コンサルティング事業
・有料職業紹介事業(許可番号 27-ユ-301934)
- 日本国内紹介:全業種
- 海外紹介:中国・インドネシア・ベトナム・フィリピン
・登録支援機関(登録番号 23登-008612)
- 対応可能言語:中国語・ベトナム語・英語・インドネシア語・タイ語
・外国人留学生アルバイト採用・管理システム
・外国人向けイベント企画・運営事業
・ビジネス日本語能力テスト(BJT) 正規販売代理店(21カ国)
・通訳・翻訳事業
・海外マーケティング事業
・デザイン・広告事業
ICHIGOICHIE CONSULTING, INC.(イチゴイチエ・コンサルティング)
所在地:【本社】フィリピン・セブ島 【日本支店】広島県福山市
代表取締役:三浦 一生
設立:2018年8月
事業内容:フィリピン人材の育成・紹介、MWO申請サポート、、登録支援機関向け外国人材採用コンサルティングサービス、外国人向け教育事業(日本語 / 技能 / ビジネスマナー)、日本人向け研修事業(やさしい日本語&異文化理解)
お問合せ先
社名:ICHIGOICHIE CONSULTING, INC.
電話:084-987-1527
メール:info_ichigoichie@tsuneishi.com